失って判るもの
1,ビジネスで成功する(この中には地域に奉仕する・人の役に立つという意味合いも含む)
2,家族みんな仲良く笑顔で助け合い
3,自分は勿論、家族みんなが健康
ということかな。
これら例えば、退職をしたり、家庭内不和や離婚、あるいは子供が独立したり、病気やケガ、入院などをしたりした時に、ものすごくガックリするし、イヤになるし、寂しくなるし、あって当たり前と思っていたものを失ってそのありがたみが判る。
仕事も、ボランティアや奉仕活動も、家族のために尽くすことも、生き甲斐だったんだな~と思う。健康であることがこれを行える基本土台であるから、何しろ健康を失うことが一番辛い。
今日いらした84歳のご婦人。膝が痛くて歩けなくて、息子さんに車で連れてきて貰う。その上身体のあちこちが痛くなって、「大好きな畑仕事ももう出来ないし、もう長生きなんかしたくない。毎日が辛くて。家族に迷惑もかけたくないし。」とおっしゃる。以前は出来た野菜を近所の方に配って歩いて、美味しかったよと言われるのが生き甲斐だったとか。
なんとか治療で健康な状態を取り戻してあげたいと思う。
歳を取ってあちこちガタが来るのは当たり前。だから、定期的なメンテナンスが必要なんです。若いうちは無理しても、一晩眠れば疲れも取れ元気になる。でも、だんだんにそうはいかなくなる。だから、手入れをして行かなきゃ行けない。これを中高年層の患者さんにいつも言っているのですが、さて、そういう自分はどうだろう。僕も44歳。中年層です。
患者さんの皆さんが身をもって僕に教えてくれている。そのことに気づき、「医者の不養生」「紺屋の白袴」にならないよう、生きてゆかなきゃな。



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