3/30(日)の午前診療が終わってから、2泊3日で東京、下町散歩に行ってきました。この数年東京下町散歩が楽しくて、今回は家族を連れて行くことになりました。30日は夕方から、北千住へ。強い雨だったので、家族は妻の実家(松戸)に置いて、僕一人で散策。新しく鍼灸師が始めた癒し処(マッサージサロン)にリサーチ。ここは鍼灸のみ完全予約で、マッサージは30分コース(上半身か下半身のいずれか)60分コース(全身)とあり、こちらも予約優先制で、院のプロデュース・デザインは牛角のデザインをした人とのこと。一坪弱に各仕切られており畳の上にお布団でダウンライトが調光出来、施術中は薄暗くしてリラクゼイションへ誘います。実際に施術も受けました。こうやって、他を見てくることはとても勉強になるのです。
翌31日は、上野で講談と浪曲三昧です。寄席が大好きなんですが、勿論落語(正蔵のファンです)や色物もいいのですが、一番好きなのは講談です。落語家は師匠、講談師は先生と呼ばれます。講談は歴史物の話を大きく膨らました義に厚い人情話が多いのですが、時に涙を誘い、感動を与えます。人の生き方を説くようなところがあります。僕も、義に厚く、優しく生きたいと襟を正します。大人の道徳の時間です。
寄席のあとは湯島天神~神田明神~湯島聖堂~ニコライ堂と散歩。桜が満開です。全国の藪そばの総本家、神田藪そばで、せいろうとお酒を頂いて、秋葉原電気街(外国人がとっても多いのにビックリ)を通り抜け、上野公園で夜桜見物。
そして、4/1は浅草です。合羽橋道具街を散策。ここは業務用の食器などが所狭しと溢れているのですが、子連れでは失敗でした。すぐにガラスに手を出すのでハラハラです。お昼は江戸時代から続く鰻屋さんへ。それから花やしきへ。子供たちは大喜びの一日でした。
食べ物屋さんでもいわゆる老舗というその道の正道をゆくお店は好きです。蕎麦屋、鰻屋、ドジョウ屋、天麩羅屋、桜鍋屋、和菓子屋・・・しかし、江戸時代から続いている老舗というのはずっと変わらない頑固なだけではなく、時代に合わせうまく変化をして合わせてきたからこそ生き延びてきたと思うのです。よく「200年間変わらぬ味」と言いますが、ベースは変わりませんが、分量の調合や温め方やお出しするタイミングなどその時代のニーズに合わせて少しだけ変化させてきたのではと思うのです。だから生き残れた。
かのダーウィンも言っています。「生き残れるものは、強いものではなく、環境に合わせ変化出来るものだ」これは、どんな商売にも当てはまることで、治療院もニーズに合わせ、少しだけ変化してゆく必要があると思います。治療に対する一貫したスタイルも大切です。しかし、昔ながらのスタイルを受け付けなくなっている若い人にどうアピールするかも経営の大事なところ。落語はNHKの「ちりとんてん」で若い人も来るようになりましたが、講談や浪曲はお年寄りばかり。この素晴らしい話芸をもっと広めたいと若い講談師や浪曲師も日々悩み、努力しているのでしょう。
僕も、患者さんのニーズを知りたいと思い、アンケートをとったりしました。これは今でも、初診の方が数回治療を受けて頂いた後、アンケートをとるようにしています。しかし、本音を聞くのは難しいし、それに答えるのも難しいこともあり、悩む日々です。しかし、それが成長につながると信じています。
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