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脊柱管狭窄症

Img_0169 整形外科で「脊柱管狭窄症」と診断され、「手術しか道はない」と説明され、でも「それが100%成功するわけではない」と脅かされ、どうしたらいいか悩んで、当院に相談に来る方が時々います。

そこで、僕も整形外科と同じような説明を半分、そして鍼灸の素晴らしさを半分、じっくり説明します。基本的には脊柱管狭狭症は治らないんです。高齢の男性に多い疾患ですが、簡単に言うと、脳から背骨を伝わって脚に行っている脊椎の中の神経が、その脊椎のホースの中に澱などが老化によって溜まり、狭くなって圧迫されているものなので、それこそ手術で切って開いて、澱を掃除して・・・という工程をしないと治りません。

これが、整形外科的理論です。正解です。

ですから、脊柱管狭窄症に対して鍼灸は無効です。しかし、とても100セントとは言えませんが脊柱管狭窄症と診断された方の中にも、鍼灸で良くなった、治った!という方もいるのが事実です。

何故か?整形外科の診断ミスか?本当は脊柱管狭窄症ではなかったのではないか?これは解りません。

鍼が澱を掃除したのか?しかし、脊柱の中にまで鍼は届きません。灸が循環を良くして澱が消えたのか?そんな事って・・・?

実際は何で良くなったのか、解らないのです。答えはない。でも、現に「良くなったよ」「治ったよ」という人がいる。

中国の鍼灸古典を見ますと、脊柱管狭窄症と思われる疾患に対し、鍼灸術が述べられており、施術は有効とあります。まあ、何百年も昔に書かれたものですからその疾患も本当に脊柱管狭窄症だったのか疑わしいかも知れませんが、また、昔は結核や赤痢と言った感染症に対しても有効なツボというのが、いろいろ載っていますし、有効性も疑わしいのがあるのですけれど。

ともかく、うまくゆかないかも知れない。その確率の方が高い。でも、その確率は100パーセントではない。だったら、僅かな確率に賭けてみても良いのでは、と思います。勿論問診では、「必ず治ります。大丈夫です」なんて言いません。「ダメモトで試してみてはいかがですか」と言う感じになってしまいますが、それでも良くなった人がいると嬉しくなっちゃいます。

小山から来たkさんは「脊柱管狭窄症」と診断され、それでも、当院の治療で治りました。そこで、小山や佐野、栃木あたりの友人で同じような症状で悩んでいる方をご紹介下さいます。「オレが治ったんだから」と。

でも、kさんのように必ずしも治せるわけではないんですよ。今来ているHさんやTさんは、「具合良いです」「良くなりました。長い距離も歩けます」と喜んでくれています。「バス旅行にも行けました」とすっかり自信がついた様子。みんながそうなれば嬉しいのですが・・・

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