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クラシックな本物の医療

気付いたんですけれど、僕の仕事ってとってもクラシック?

鍼灸指圧整体って大昔からある。

スタイルが変わったり、新たなやり方が出てきたりしているけれど、

鍼の材質も今はステンレス(昔は金・銀・鉄それに骨など)で、

電気を使ったりするけれども(電気はここ何十年かの話)、

基本はツボに鍼を刺して刺激を与え、

痛みを取ったり病気を治したりと

やっていることは、そんなに変わらない。

灸でモグサを使って熱刺激を与えてという治すという、

3000年前から変わらない。

揉んだり、触ったりは手当という辛いところを触ったり、

痛めた方向の逆に捻ったりというのは、

まあ大昔からあるんじゃないかな。

西洋医学の発祥は遅くて、たかだか100年。

科学として言っても400年前の中世からで、

例えばガリレオの天動説は1600年ぐらいに出され、

望遠鏡で月が円盤でなく球体であることを唱えた。

それは1517年ルターの宗教改革あたりから、

教会の権力と堕落に対し「聖職者の言うことを聞くな」

「聖書に戻れ」だとか、「神を疑え」という考えが生まれて、

じゃあ本当のところはどうなんだと、

調べてゆく、証明してゆく、つまり科学が生まれた。

西洋医学は科学だから、

西洋医学の発祥はたかだか400年ぐらい前なんです。

近代医学と言えば、投薬・注射・外科手術が代表だけれども、

薬に関しては化学合成剤が生まれる前は

世界中で生薬を調合する長い歴史があるし、

ワクチンはの元となったジェンナーの種痘は1800年、

そして注射は1853年に発明されたとある。

(1675年に来日した内科医テン・ライネ博士は、

日本の鍼灸をヨーロッパに紹介し、鍼も持ち帰っている。

それが注射器の発明に影響を与えたのかはまだ不明。

いつか解き明かしたい)

それから外科手術は世界初の麻酔手術は1842年日本の華岡清州。

イギリスでエーテルによる麻酔手術は1846年。

それ以前のヨーロッパでは麻酔無しで暴れる患者を

何人もで押さえつけて猿ぐつわをしてやったらしい。

そして、衛生観念がないため手術の感染症で殆どが亡くなった。

つまり、外科手術の歴史も100年あまり。

だから近代西洋医療はそんなもん。

(勿論古代ギリシャのピポクラテスとかは、迷信を避け、

医学を臨床科学的に証明せねばならないとしたけど、

当時は身体を切り開くことはタブーだったから、

彼の四体液説は血液・粘液・黄胆液・黒胆液のバランスが崩れ

病気になるなんて言う?やはり、非科学的なモノだったからね。

まあ、上記は全て一寸大胆な物言いだけれどもね。)

例えばパイロットとか、工場の管理とか、PCの仕事とか、

これは最近の仕事で、昔からある仕事は

第一次産業の生産者と料理人ぐらい?あとは、神官とか。

だから、僕の仕事は最も古い仕事のひとつなのかもしれないなぁ・・・

と思った次第なのです。

でもね、日本で1500年、中国では3000年以上も廃れず、

有効である治療法ってことはもの凄いことで、本物だからですよ。

その点を皆さんにアピールしたいし、その凄さを知って欲しい!

鍼灸師って歌舞伎とか能とかの古典芸能よりも、

(何しろ950年には鍼博士という位があるんだから)

古典的な仕事をいているんだなぁと気付いて驚いた次第です。

今日は医学の歴史の話でした。

こちらからホームページにジャンプできます。http://moka-harikyu.life.coocan.jp/

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