« 2017年6月 | トップページ | 2017年8月 »

日光!結構!

Dscn0402
イザベラ・バードの日本奥地紀行を読んでいたら

俄然行きたくなってしまった日光。

Dscn0405

イザベラ・バードが12日間泊まったのは金谷カッテージ・イン。

これが150年進化して、いまあるのが金谷ホテル。

Dscn0406
昭和天皇も、今上天皇もお泊まりになったこの別館の

部屋が取れました。ワクワクします。

Dscn0387

お部屋はこんな感じ。

和洋折衷の素敵なお部屋。娘はTVにかじりつき。

僕は、「東洋医学と鍼」の本を持って,ロビーでゆったり3時間半も読書。

すごい贅沢な気分。

そしてバーで一杯やってレストランへ。


Dscn0394
夕食はフレンチのコース。

ちゃんとジャケットを着て、お洒落してきました。

Dscn0426

翌朝は5時に目覚めて,森を歩きます。

東照宮の奥にある滝尾神社まで30~40分ぐらいでしょうか、

石畳の坂道を上ってゆきます。

先月の箱根旧東海道と一緒で,石畳は歩きにくい。

Dscn0409
フッと視線を感じて,その先に何かいる。

Dscn0416

うぉ、緊張しちゃって手がぶれている。
Dscn0419
きっと神様のお使いなんだよ。

出会えたことに感謝感激。

Dscn0427

今度は30後半から40前半ぐらいの女性に出逢う。

平日朝の6時前の森の中だよ。

相手は独りだよ。あり得る?

きっと神様のお使いなんだと思う。

さっき、この滝尾神社を創建した弘法大師の碑があってそこに書かれていたけれど、「懸命にこの場で祈ったら女神が現れたのでここに祠を建てた」とある。

彼女はボーダーのシャツにリュックを背負っていたけれども,多分神様なんだ。

Dscn0439

石を三回投げて、この鳥居の丸い穴に通るか運試し。

そう書いてある。そう通るもんじゃない。

でも、5投目で通った!良いことあるぞ。
Dscn0441

お詣りして。

Dscn0447
裏にある三本杉の神木にもお詣り。

Dscn0450

その奥に奥にと森を分け入ってゆく。

元山岳部の習性なのかな。滝を作る川の源流が見たい。

Dscn0454
杉林の奥にど~んとトチノキの巨木があった。

出逢っちゃった。この木が僕にとっての奥の院。

Dscn0458
さて、ホテルに戻ると、今度は下っていって大谷川へ。

川面から神橋を見上げる。

Dscn0460

川霧がかかって幻想的。

川面に踏み入れる3歩手前あたりで気温がすーっと下がり、良い香りがする。

気ってね本来は蒸気なんだ。

東洋の「気」だよ。地面から立ち上る水蒸気、あるいは川から立ち上る湯気や靄。

これが気の原点。

黒い地面から立ち上って上に行く「気」が陽の気。

命が生まれ、活動する気。

ああ、良い体験しちゃったなぁ。
Dscn0463
部屋に戻るとそこは静寂とまどろみの世界。

妻を起こして、お茶を入れて、今行ってみてきたこと、今体験してきたことを話す。

聞いてくれる人がいるって嬉しい。

寝ぼけ眼の彼女は、どこまで理解できるかな。

Dscn0461

お嬢ちゃんはまだ夢の中。
Dscn0484

さあ、朝ご飯を食べてチェック・アウトしたら、もう一度同じコースへ。

今度は僕が先達となって道案内とガイド。

なにしろさっき来たばかりだからね。

今度は鳥居の穴に誰も入らず、残念。
Dscn0495

不思議なことに鬼ヤンマの親分が娘の廻りにまとわりついて離れない。

では指にとまれとポーズ。

きっと、鬼ヤンマも神様の使い。

妻曰く、「野生動物はメッセンジャーである」と聖なる予言に書いてあるとのこと。

娘にそう話しました。

そしたらすぐその後、娘の指先にくっついたものは蛭(ヒル)!

指に吸い付いて離れない。

娘大泣きの大パニック。

なんとか取ってあげたけれども・・・

娘は「神様の使い」だの「メッセンジャー」だの否定😡

Dscn0498

歩いて山を下って人気のない東照宮美術館へ。

築90年の建物だそうです。

撮影禁止なので写真はないですが,

とても素敵な建物と,襖絵屏風絵などの日本画。
Dscn0499
入り口の松がもう能舞台のようでしょ。

日本人はこういう文化の良さに案外気がつかない。
だから我が家族以外いなくて貸し切り。

大広間の畳の上で大の字になったりもして。

さあ、おなかがすいたところで,最高においしいハンバーグと言えば金谷ホテル前の“みはし”しかないでしょ!

注文を取りに来たウエーターにビールを注文。

そして前回は「宇都宮から杉並木を歩いてきたからビールをください!」「うぇ☆▲○*&・・・すごい!お疲れ様です」と言ってくださった方ですよね。とウエイターさんに言ったら

「ああ、あの時の。あそこの席に座られてハンバーグを。はい。覚えております」

と、嬉しいリアクション。

これだけで、ここが好きなお店になっちゃう。

気をよくした僕はデザートまで頼んじゃう。
Dscn0501

オーブン・バナナなるもの。

熱いバナバにアイスクリーム。砕いたクッキー生地とナッツ。

おいしく楽しいデザートでした。

Dscn0503
次は,イザベラ・バードが泊まった金谷カッテージ・イン。

今は金谷歴史館になって保存されています。

この部屋で過ごしたのかぁ・・・イザベラは12日間逗留して「日光知らずに結構と言うなかれ」と著書に書いています。

本当に日光は奥深い。良いところが一杯。

本を読んで聖地巡りしているみたい。

Dscn0507

最後は,二荒山神社に詣でて。

男体山山頂の奥宮、中禅寺湖畔の中宮祠、宇都宮の一宮は何度も行っているけれども、ここ本宮は初めて。

Dscn0508
金谷と神社だけでゆっくり過ごした心洗われるお休みでした。

こういう時間、ありがたいなぁ。

日光は奥深い。

こんな近くにこんな素晴らしいところがあるなんて。

まさに灯台もと暗し。

世界遺産と深い森と、文化的施設がたくさんあり、自然があふれている。

近くにこんな素晴らしいところがあるなんて。

来年も、日光旅行しようと妻と話しました。

| | コメント (0)

新製品

新しいパソコンが入ったのですが・・・

使いづらくって・・・

バージョンアップなんかされちゃうと

勝手が違って

新しい機能はいらないなぁ。

電化製品とか車とか進化しないでほしい人もいるんだね。

少数派だろうけれども、

うちのお風呂なんか新しく入れ替えたら

沸かしボタンを押すと「お風呂を沸かします」とか

「お風呂が沸きました」とか、

いちいち声で言うんだ。

いらない機能なんだけどな。

盲人用であれば良い機能かな、でも

実家の盲人夫婦は点字シールを貼っている。

それで事足りている。

彼らは創意工夫のプロだ。

彼らが文化的であって、お風呂の声サービスは

文化的というより幼稚的な感じがする。

何よりも、声を消すことが出来ないのが困る。

選択させてほしいな。

「これがあった方がより便利でしょ」的な機能も

迷惑と言っては言い過ぎだけれども

大人っぽくてスタイリッシュなものは

シンプルでスマートなこと。

だってね、スマートの意味は

「賢い、頭が切れる、高知能、鋭い、活発、生意気、洒脱、粋などの意(「痩せている」は誤用)。機械に対しては高性能の意。」

だって。

高性能がスマートなんだよ。

多機能とは違う。

そんなことをここで愚痴ってもしょうがないんだけれど

おじさんである証明みたいなものだね

若いスタッフ達に使い方を教えてもらっている次第です。

| | コメント (0)

ちゃんと治す方法

治療技術がちゃんとあることが大前提ですが、

①原因・治療法・期間を詳しく、わかりやすく説明してくれる。

②ストレッチや運動、ケアの仕方など自宅でできることを教えてくれる。

③再発しないためにはどうしたら良いか、アドバイスしてくれる。

この三つが大切かと思います。

この三つがあるとないとでは患者さんの安心具合が違うでしょう。

今までいろんな病院・治療院に行ったけれども

全然良くならなかったというのは

「痛みさえ取れれば・・・」という考え方だったので

患者さんも先生も上記のことを怠ったためだと思われます。

皆さん、その場しのぎの対症療法だけなので

完治できないんです。

ほとんどの慢性疾患は特に①②③をしなければ治りません。

だから当院では

①は、初診時に時間をかけて行います。

②は、治療の過程で3回目から始めます。

③は、プログラム治療終了時に説明します。

②はスタッフがメインで指導を行いますから

午後はその勉強会を行います。

こちらからホームページにジャンプできます。http://moka-harikyu.life.coocan.jp/

| | コメント (0)

冷え性治療

梅雨が明けました。

暑い夏がやってきました。

それなのに・・・というか、それだから・・・というか

冷え性でお悩みの方が多いのには驚きです。

原因はエアコンです。

自宅では調整がきくけれど、

職場ではどうにもならない。

だから夏でも冷え性治療を希望する方が多い。

冷え性にはお灸が効きます。

ツボをお教えするので、自宅でもお灸をしてもらいます。

冷え性でお悩みの方、お気軽にご相談ください。

| | コメント (0)

益子手筒花火

002

明日は益子祇園祭。


3_2

下野手筒会の手筒花火奉納があります。

4cef7ed6c3ea4787c5893b5c6e78adc4

僕も以前(10年間)参加して打ち上げていました。

Hqdefault

明日は、僕は打ち上げませんが、応援に行って観覧席で見たいと思います。

勇壮な火祭りです。

皆さんも、足を運んでください。



| | コメント (0)

東洋的治療

東洋医学、東洋思想の考え方では、人の体の基本は気・血・水。

この三つが滞りなく流れているときが健康。

滞ってしまうと様々な病気が現れる。

現代科学、西洋医学的に見ても、血の流れが悪くなれば病気になりますよね。

冷え性が万病の元でありますが、その原因は血行障害ですから。

実際、慢性的に具合の悪いところは、血行障害が起きていますから、サーモグラフィーで見てみると青く、温度の低いことがわかります。

水の流れが悪くなればむくみますしね。

病気の末期は足がパンパンにむくみ、腹水がたまる。

あるいは肺に水がたまる。

まあ、そうなったら死期が近いというサインです。

そして気の流れが悪くなると気枯れ、気詰まりになるわけです。

すっきりしない状態ですね。

東洋思想の儒学では、特に朱子学では「気の密度が高まって人間が誕生し、気の分散で死を迎える。すなわち、生きている人間は密度の高い気の集合体」とみなすんですね。

そして、気の動きが活発な時を「陽」、動きがおとなしい時を「陰」と考え、

生まれ持つ「性」が、心の働きにより動き出すと「情」となり、行き過ぎると「欲」になる。

「欲」は悪とされるので、その心を静める修行が大切なのだと仏教ではなってくる。

まあ、「欲」がなければ改革も、恋愛も、労働もなにもかも進化もしないので、必要なものだとは思うのですが、行き過ぎた欲望は体を壊し、人間関係を破壊するというんですね。

確かに。

病気の多くは「欲に振り回された結果」か、「半分死んでしまっているような気滞」だというんです。

「陽」過ぎるか「陰」過ぎるんでしょうね。

僕は思うのですが、陰陽であること、つまり「大きく膨らんで」「強くしぼんで」を繰り返すから、ポンプのように流れがよくなるんじゃないんですかね。

フイゴですよ。アコーディオンのあれです。

押しただけでは止まってしまう。引っ張ったままでも駄目。

昼と夜を繰り返すように、陰と陽を繰り返すことが自然で、それがうまくいかないときに病気になる。

だから、陰の時は陽を、陽の時は陰のツボを使って刺激を与えると、元気になるんじゃないかと思うわけです。

これが東洋的治療なんですね。

そう考えると、納得いくでしょ。

こういうことをわかりやすく説明したいと思って、まとめて書いたりしているんです。

ちなみに表意文字である「誠」の語源は「言」と「成」。つまり、言うを成す。言ったことはちゃんとやる。

儒学の陽明学の知行合一(知っていても行動しないのは知らないと同じことである)に限りなく近い思想ですね。

なんかね、西洋医学の生理学とか、病理学とか読んでいてもどうしてそうなるのかわからないときに、東洋思想は大変役に立つんです。

すると、すーっと腑に落ちる。

古代東洋人の知恵はすごいです。

| | コメント (0)

リ・ハビリテーション

山に登るのに必要なこと。

1,装備

2,計画

3,身体作り(負荷をかけたトレーニング)

4,先達(初心者なら引率者・コーチ)

ではないでしょうか。

これを治療に置き換えると、

治すために必要なこと。

装備は治療道具やリハビリ器具

計画は勿論、必要。痛みさえ取れればではなく

動きを良くして、痛めた前の状態に復活させること。

その為には治療を受けるだけでは駄目で

自身でもリハビリをしてトレーニングが必要。

そして、的確な指導がでいるコーチ。

つまりドクターや、理学療法士など。

本日、腕の骨折のリハビリ出来た方。

病院で固定が外れてから、何もリハビリもしていない。

曲がったまま、動きも悪く、むくみもあり。

これは治療だけではなく、リハビリが大切で、

計画を立てて長期でやってゆかねばなりません。

2~3ヶ月はかかるでしょう。

その間まずは10回のプログラムを立てて

治療とリハビリをしてゆきます。

ゴールを目指すには、こういう計画が必要ですから。

僕も高校時代は山岳部でした。

国体優勝チームだったから、トレーニングは厳しかった。

でも頑張った分、良い結果が出るのがリハビリです。

リハビリは「リ・ハビリテーション」

「再び、社会生活を復帰させる」と言う事です。

頑張りましょうね。

僕だけではなく、患者さんの頑張りが大きいんです。

こちらからホームページにジャンプできます。http://moka-harikyu.life.coocan.jp/

| | コメント (0)

首が回らない!

「首が回らない」のは借金のせいではなく、

首の筋肉が炎症を起こしてロックしてしまっているから。

だから痛い方に回せない。傾けられない。

でも、そちらに動かさないと余計固まってしまうんじゃないかと、無理して動かそうとする人もいますが・・・それは間違い。

基本的に痛いことはしちゃいけません。

なので、優しく筋肉を弛め、動きを整えます。

当院では鍼を使って深部からほぐして、

ロックした筋肉を弛め、硬くなった筋肉に

引っ張られて歪んだ頸椎を、矯正して正しい動きを

取り戻します。

本日いらした新患さん、上記の状態だったのですが、

お帰りの際はちゃんと首が回るようになりました。

これで安全にバックの後方確認が出来ますね。

よかった、よかった。

こちらからホームページにジャンプできます。http://moka-harikyu.life.coocan.jp/

| | コメント (0)

小国ナウルの悲劇

ナウルってどこ?と言う人が殆どではないでしょうか。

ほぼ赤道直下の太平洋に浮かぶ孤島です。
世界で一番小さい国は?と質問すると、バチカン市国と答えられる人が多いですが、ナウルはバチカン、モナコに続いて世界で三番目に小さい国なんです。東京の港区ほどの大きさの小さい島で、人口は1万人程度。

もともとは魚を捕って生計を立てるような暮らしの島だったのに、あることをキッカケに日本やアメリカの倍以上の所得、それも働かないで(働いているのは役人のみ)この国はかつて、一人当たりGDPが2万ドルを超えるという、今の産油国並みの裕福さでした。

なぜか? アホウドリのお陰なんです。
島に生息するアホウドリの糞が堆積して長い年月を経て変化を起こし、その結果、島中をリン鉱石が覆うことにななりました。このリン鉱石が化学肥料の原料として、高く売れたのです。

掘れば売れる。一気に豊かな国になりました。

結果、税金は無し。(国民は働かず、外国人を雇う)電気などの各種公共サービスはすべて無料。教育費、医療費も無料。外国への大学留学費も国が出してくれる。個人の家事や掃除のために、国が家政婦を雇ってくれた。1970年代は超リッチな国でした。

しかし、リン鉱石の乱掘によって荒れた島では農作物が育たなくなり、食料は全て輸入。
何処に行くもの車かバイク。と言うよりも、運んで貰えるので家を出て行く必要なし。飽食と運動不足のため国民の殆どが肥満になり、1/3は糖尿病。

そうこうするうちに、1990年代には、リン鉱石の産出量が減り始める。だが、国の歳出はなかなか減らせない。そして資源は枯渇する。銀行は月に一度しか開かず、商店に商品はない。病院に受診するお金がない。リン鉱石の採掘のほかに産業がないので、魚を捕って暮らす昔の生活に戻るか、外国に出稼ぎに行くしかない・・・

この期間は半世紀足らずの話。
それにしても、もうイソップの寓話みたいな話ですが、何とも今の日本も似たようなものじゃないかという怖さを感じます。

もともと資源のない日本がこれだけ豊かになったのは、材料を輸入して、日本で加工して付加価値を付けて輸出する貿易力のお陰です。農業国だった日本はいつしか工業国へ、食料自給率はどんどん下がり、食品の殆どを輸入に頼る状態になりました。

日本で加工するよりも中国など外国で加工した方が人件費が安いという理由で、仕事を外国に廻してしまったために、国内での仕事が無くなってしまいました。それから金融によるマネーゲームでバブルな経済が日本の豊かな生活を支えます。高度成長期は国民保険料は高齢者無料と言う時代でした。

でもそんなリッチな時代は長く続きません。バブルが弾けて経済は右肩下がり。その上、仕事を外国に廻したことで失業率が上がる上、その付加価値技術を外国に奪われてしまいました。

日本の技術は丁寧で安心と言っても、人件費は外国の倍以上します。安さで価値を判断する人、あるいは低所得者は外国の安い物を買いますからお金はどんどん外国に出て行ってしまい、国内の仕事がどんどん無くなりより失業率が増え、働ける場所が無くなります。

便利に慣れ、機械化に慣れ、労働しなくなった人達は肥満が増え、内科的にも整形外科的にも慢性疾患が溢れています。

以前、中田宏前横浜市長が横浜市の老人の公共交通無料パスを廃止しました。彼はいろんなことで改革して1兆円の無駄使いを無くしたのですが、未だに中高年は危機感を感じていない人が多いんじゃないかと思います。これからは国が税金で何とかしてくれません。一部の富裕層は水も空気も安全もお金を出して手に入れています。誰でも当たり前に無料で手に入る時代ではなくなりました。日本は決してもう豊かな国ではないんです。

技術も経済力も健康度もどんどん落ちているのです。
病気にならない暮らしをするにはどうしたらいいか、ちゃんと考えるときが来ているようです。

| | コメント (0)

読書

今、イザベラ・バードの日本奥地紀行を図書館で借りて読んでいます。

(図書館の東洋文庫コーナーは面白そうな本がいっぱい。)

今から約139年前(明治11年)5月にイギリス人女性が横浜に上陸し、東京~日光~東北~北海道(蝦夷)までを旅した記録です。

その時代に外国人女性が僻地を旅出来たと言うことがまず驚き。

特に読みたかったのが日光東照宮や中宮祠、湯の湖、金谷ホテルの前身カナヤ・ハウスのことが書かれているところ。

今とどう違うのか。今はいろは坂があるが、それ以前はどうやって中禅寺湖に登っていったのか。金精峠が開通していない昔、湯の湖の先はどうなっていたのか。その頃の食、暮らし、風俗等々リアルな情報がここに載っているのです。

その中にこんな下りがあります。

日光の集落にて「頭の大半を剃った男達の肌が疥癬、しらくも、たむし、目ばちその他気持ちの悪い発疹のような病が流行っているのは厭わしく見るに忍びない。しかもこの集落の住民の優に三割は疱瘡の酷い痕がある」

江戸時代の書物によると皮膚病が多かったそうで、それを治すに硫黄泉は効果的だと言うことで温泉場は湯治客でにぎわっていたそうだ。奥日光湯本温泉はそういう賑わいだったのだろう。

それから、いわゆるあばた顔は3割以上を占めて、痘瘡を予防するワクチン(種痘)は江戸末期に始まり、全国に広まったのは明治後期らしい。

「夏場は男は衣服を身につけていないので(褌ぐらい)、住民の身体には火傷の円い痕が誰にでも背骨の両側に計八つあり、胸や脚にもある。これはモグサというモノで灸をした痕である。春になると人々は灸をする。昔イングランドで瀉血がこの季節に習慣的に行われていたのに似ている。」

「日本のもうひとつの代表的治療法は鍼であるが、専門の鍼師でなくともこれを打つ。ある晩娘が歯痛か神経痛で苦しんでいると、金谷が金メッキした非常に細い鍼を彼女の頬に刺し、望ましいと考えられる深さに達するまで指先で丁寧に廻しながら差し込んでいった。」

こういう話は勉強になるし、鍼灸師としてはもう興味津々の話です。

そして、先週図書館で「本日夜大前神社で東條英機の曾孫が日本人と神道について講演」と書かれたチラシを見て聴講した話も大変ためになり、彼、東條英利さんの「日本人の証明」も並行して読む。

それから、近所の学習塾塾長と儒学者の勉強会を定期的に行うことになり(次回は陽明学の勉強)、彼から渡された竹田恒泰さんの本も寝室で読み、昼間は東洋医療の本、晩酌時はラズヴェルさんの「酒の細道」も読むという読書三昧の日々です。

| | コメント (0)

痛みの機序

毎日、「何で痛むのか?」「痛みの原因は?」「そもそもなぜ痛む?」このことばかり考えています。

痛みの発生機序、そしてその原因が分かれば、痛みを取るにはその逆をすれば良いわけで、原因を除去することが、根本治療になります。

痛み止めを飲んでいるだけ、湿布を貼っているだけではなんの解決にもなりません。

でも、この痛み、人によって千差万別。

痛みの機序も色々。

急性のモノ、慢性のモノ、炎症があるモノ、無いもの、神経痛・・・みんな違う。

実は・・・判らないことだらけ。

だから、日々勉強で、日々悩むのです。

でもね、今日調べたことがもしかしたら明日以降の誰かの患者さんのためになり、笑顔を増やすことが出来るかもしれない。

そう考えて、僕の治療の引き出しを増やしてゆくしかないんですね。

今日は、患者さんに痛みについて判りやすく説明出来るマップを作成しています。

| | コメント (0)

心の病

当院では自律神経の乱れ、鬱、いわゆるメンタル・ヘルスに対して、【メノ・セラピー】という、特殊な治療をしています。

この治療は当院で開発したもので、他院では受けることが出来ません。

そのため、東京など遠方から来院する方もいらっしゃいます。

今まで沢山の方々を見てきましたが、やはり傾向があります。

どんな人がなりやすいか。

すなわち真面目、責任感が強い、仕事熱心、

几帳面、正義感が強い、頼まれると断れない、

人との争いを嫌う、人の思惑を常に気にする、

こういう人が危ないのです。

すなわち一見して心やさしい、良い人が危ない。

年齢層は20代後半から。

仕事で責任がある中間管理層もそうですが、

実は子育て中のお母さんで、【メノ・セラピー】を

受けに来る方々が多いのです。

子供のこと、家庭のこと、姑とのこと・・・

自分自身以外のことでどうにもならないことに

振り回されているという感じでしょうか。

それから中学生から20代前半までの方の傾向。

特徴を言えば、学校の人間関係がイヤ。

会社や仕事よりもプライベートが大事。

団体行動が苦手で、自己責任が取れない個人主義。

おっくうでめんどくさがり。無気力。

ディスチミア親和型とも言われるタイプ。

起立性障害があり昼間は駄目で、夜は元気。

まあ、色々ありますがやっぱり一番思うのは

「自分らしく生きていない」

「やりたいことが出来ない」

「(それ以前に)やりたいことがない」

だから辛い。

だから、自分の命が輝いていない。

ご本人にはこの部分まで説明します。

好きなことだから頑張れるし楽しい。

だから命が輝く。

こればかりは僕が提供出来るものじゃないので

でも身体が楽になり、話を訊いて貰えて、

色々アドバイスが貰えて、安心出来る場所を手に

入れるだけでその人にとってはシェルターとなります。

病気は「その人らしく生きていない」こと。

最近はそう考えて治療に当たっています。

こちらから自律神経失調症治療ホームページにジャンプできます。http://moka-harikyu.life.coocan.jp/mysite4/index.html

| | コメント (0)

夏の目まい

暑いですね。

暑いと、目まいを訴える女性が多くなります。

だいたいが脳や耳(三半規管)の問題ではなくて、血圧の問題です。

低血圧な女性が、しゃがんでいて立ち上がるときに起こる。

あるいは寝ていて、身体を起こす際とか。

暑いと血管が拡がりますから、血圧がより下がるんです。

だから脳に血液が行かなくなって、クラッと来る。

普通は脳幹(頭と首の付け根の奥にある)で、門があってそこで調整するのですが、それが上手くいっていない。

となると、首に問題がある場合が多い(首肩こりのある方が多いですね)。

だから首の調整を行います。

そして、血圧を上げる指導も必要です。

1,運動

低血圧の人は運動が嫌い(夏は特に暑いのでしたくないと思いますが)。

運動をすることで基礎代謝を上げ血圧を正常に戻しましょう。

2,食事

野菜や果物などカリウムを多く含むものは血圧を下げます。逆にナトリウムを摂って欲しい。

運動すると味の濃いものを求むようになります。それから肉類も摂って欲しい。ベーコンなんて良いですね。

上記のことをして貰うと目まいに悩まされなくなります。

こちらからホームページにジャンプできます。http://moka-harikyu.life.coocan.jp/

| | コメント (0)

膝の治療

病院で水を抜いたけど…

ヒルアロン酸を注射して貰っていたけど…

ずっと湿布を貼ってきた…

サポーターを付けているけど…

鮫の軟骨のサプリメントを飲んでいるけれど…
 
全然良くならないのはなぜ?

「痛みさえ取れれば」ではなく
原因を考えなくては駄目です! 

原因は何でしょう。歳のせい?痩せなきゃ駄目?

確かに歳を取れば、あちこちガタが来やすくなります。
しかし、今痛いのが右膝だとしたら、

なぜ左膝は痛くないのでしょうか。

右も左も同じ歳のなのに。

体重だって左右同じくかかっているはずですが。
片側に無理をかけてきた、バランスが崩れたので壊れたのです。

ですから、しっかり治療をして修理しなくてはなりません。

「痛みを取る」のではなくて、「治す」ことです。

痛みを取るだけでは治ったことにならない。

原因を改善して修理して治す。

そうすれば痛みも消えます。

それからよく訊かれます。

軟骨がすり減ったから痛い?
クッションがすり減って痛いのなら、

立っているだけでも荷重がかかるので痛いはず。

でも、立っているぶんには痛くないですよね。
どんなときに痛むか?

荷重をかけて曲げ伸ばしした際に痛い、

踏ん張るときに痛いはず。

その時は筋肉を使っています。

つまり、筋肉が大きく影響しています。

治療は①膝の炎症を取ること(鍼灸)
   ②腿の筋肉を弛め(マッサージ)
   ③筋力を保持する(リハビリ)
      ④柔軟性を高める(ストレッチ)
   ⑤骨盤の調整をする(骨盤矯正)
が必要です。

特に運動は大切です。でも痛くちゃ出来ない。

だからまず炎症を取り、痛みを和らげ、

筋肉を弛めてからリハビリを開始します。

自宅での積み重ねが再発防止になります。

慢性の場合、すぐには治りません。
週2回のペースで、10回の治療プログラムを組みます。

こちらからホームページにジャンプできます。http://moka-harikyu.life.coocan.jp/

| | コメント (0)

盲導犬協会募金

今年も盲導犬協会から手紙が届きました。

001


当院では待合室に盲導犬協会活動を支援する募金箱を置いています。

003

今から40年前、僕の家に盲導犬がやってきました。

両親は盲人なんです。父は鍼師、母は按摩師で、

一人っ子だった10歳の僕には、兄弟が出来た気分。

いつも一緒に遊び、散歩に行き、寄り添い、

母を誘導する仕事以外は僕と一緒に過ごしていたかも。

そんな縁で、開業してから宇都宮の盲導犬センターに

御挨拶に行き、募金箱をお預かりしてきました。

004

皆様からの募金と、当院からの基金で

61975円を送ることが出来ました。

ご協力ありがとうございます。


| | コメント (0)

箱根越え その3

173

朝、起きると窓の外に富士山が。


171

アップすると、こう。なんか感動。

さあ、今日は三島まで歩くぞ。
175
高所なのになんと朝から25度。

でも今日は下りだからね。

176

あれ、まだ登り?

177

峠ってことはまだ頂点じゃないのか?

あと1㎞登りが続く。

184
振り返れば、遠くに箱根神社。

随分来たんだなぁ。

182
富士山も見えるし。

187
やった、頂点を極めました。

ここから静岡県。
188
下り道だぁ。

189
でも、歩道が歩けない。

反対側に渡ろう。

190
これかよ。人が歩くことがないからね。荒れ放題。


179
でもね、人が来ないからホラ。

赤い実、黒い実がなっている。

178
嬉しくなっちゃうねぇ。

180
木イチゴも発見。幸せだなぁ。

191
当然食べるでしょ。

196
旧東海道を歩きましょう。

199

誰にも会わないし。山賊とか怖かったろうな。
205
保存会とか誰かが、時々手入れしてくれているんだろうな。

207
じゃなきゃ、道は森に返ってしまう。

208
ずっと、歩いてゆくと・・・あれ、ひとんちの庭に?

210
面白い墓を発見。

211
雲助徳利の墓・・・西国で剣術指南役を勤めた彼は酒が大好きで、その為にしくじり侍を捨て箱根で雲助(駕籠かき)家業に。体力はある、ケンカも強い、お客の侍にも怯えることなく立ち会える、読み書きも出来て学もあるので、仲間達の手紙を書いてやったり、学を授けた。いつしか彼は雲助軍団のリーダー格となり、箱根雲助は柄が悪く悪名高かった(人気のないところ連れて行っては客を脅したり強請ったり)イメージを払拭するために、徳のある行動を見せたという。そんな彼も好きな酒がたたって寿命を縮めた。没後、仲間達が彼の好きな杯と徳利を彫った墓を建てた。もともとは違う場所にあったのだが、色々あって現在はここに立つ。酒飲みだけにフラフラと落ち着きがないようで・・・(これがザケ)

いい話だなぁ。
213
三島宿に到着。

214
三島と言えば三島大社。

217
お詣りに行かなきゃね。

220
弁天島か、竹生島か、なんでも北条政子が勧請したらしい。

鎌倉時代初期に作られた?道教の影響が濃いね。

221
おお、手筒花火が奉納されるんだって。

(あとでビデオで見たら益子とも豊橋とも違う揚げ方だった)

222


223

あ、茅の輪くぐりだ。

くぐって今年前期の穢れを払おう。
224
月曜日だけれど、流石に混んでいる。

226
ここは神楽殿かな。

228
拝殿参拝。

229
大社と言うくらいだからね、本殿も大きいね。

238
鹿もいっぱい。
232

ここまでたどり着けたことを感謝して、

そしてあることに願いを込めて(秘密)絵馬を奉納。

脚を痛めたため厳しく辛い旅だっただけに、達成感がある旅でした。

辛いことも、あとになるとその辛さは忘れて、楽しかったことしか思い出せない。

不思議ですよね。全て良い思い出となります。

人生は旅そのものです。

いま身体の不具合で苦しんでいても、心が疲れていても、後になるとそんなことは忘れてしまいます。

このブログを読んで下さった皆さんに歩くことの楽しさを伝えられたら、そして身体の不具合、特に足腰のトラブルでお困りの方々に励みとなったら、嬉しく思います。

「月日は百代の過客にて・・・」と言った芭蕉のように、人生を一歩一歩歩んで行きましょう。

| | コメント (0)

箱根越え その2

105
休憩所の隣は江戸時代から続く甘酒茶屋。

甘酒は飲めないので、麦酒があるところへと急ごう。

107
森を歩くのがやっぱり、一番好きだな。

108
あと40分で多分、芦ノ湖。町もある。

109
ご覧のように木が生い茂る日陰は石が濡れたままで

とても危険。でも石がないところはぬかるみが酷い。

関東ローム層故、石畳にしたんだそうだ。

111
滑る、滑る・・・

114
参拝の寄り道は無し。だって、もう余計には登れない。

113

凸凹のない路肩を歩く。
117
本当に昔の人はこんな道を駕籠を担いでいったのか?
凄すぎる。きっと中の揺れ具合も凄すぎる。
118
急に道がよくなった。う~ん、潮の香りがする。

あ、海じゃなくて湖か。

120
突然町に出た。

121


123
海賊船(遊覧船)を待つ人々。

122
箱根神社が遠く片隅に。

131
それより蕎麦屋が!

早速注文。

128
箱根仕様なんだ。頼んでよかった。

まさにこの一杯のために!

130

勿論せいろもいただきます。
133
杉並木を歩きます。

135
人と較べるとどれだけ高く大きいか。

137
ここを抜けたら後はもう。

138
箱根関所。

139
通行手形を買わなきゃ。

140
彼らが会議をしている間に、そっと抜けてしまおう。

146
関所を抜けるとそこはホテルでした。

147
ハイ、本日のお宿。ゴール。
お疲れ様でした。
151
まずは大浴場でしょ。

| | コメント (0)

箱根越え その1

腰痛の患者さんには「足腰というように、歩くことが腰痛の予防策のひとつですよ。有酸素運動としてダイエットにも、筋力保持にも、ストレス解消にも効果的です。よく歩いて下さいね」と言っています。

そういう先生はどうなんですか?

私は、よく歩いていますよ~。と、いうことで

去年4月には栃木県下野市から東京日本橋までの

日光街道を3日間かけて歩いてみました。

9月には、宇都宮から日光東照宮まで残りの

日光街道(上り坂の杉並木)を歩いてみました。

そして今回は・・・東海道は箱根越え!

箱根の山は天下の険。

箱根八里は馬でも超すが越すに越せぬ大井川。

小田原~三島間、約4×8=32㎞。

歩いてみました。

箱根は850メートル級の山登りです。

始発に乗って栃木から小田原へ。

020


駅には大きな小田原提灯が。

小田原と言えば小田原城。せっかくですから見物に。

024

9時前なのでお店は何処も開いていませんが、

お城は見られます。なんと奥に尊徳二宮神社が。

026

真岡人として、最も尊敬する偉人が二宮尊徳。

先日、市民会館で行われたミュージカルでは、

現代劇らしく「ニノー」と呼ばれていました。

これはニノに御挨拶していかないと。

029
おお、野球少年達が祈願に。日曜の朝だからね。

そして女子マネージャー達も。ああ、青春しているな。

030
道中の無事と達成を祈願して。

034

9時過ぎにスタートになりました。
036

なんか天気予報どおり、もう暑い。
039

小田原から箱根入口(箱根湯本)までは約1時間。

このように河・歩道・車道・電車の並び。

044

ここから15㎞。
045


046
神社仏閣もたくさんあります。

051
おお、銭湯があった。箱根だもんね。

052
中を覗くと良い感じ。寄りたい。

053

囲碁民宿だって。泊まりたい。
056

一里塚発見!埋もれちゃっているなぁ。057

箱根旧街道入口です。
058


059
江戸時代の石畳はボコボコで歩きづらい。

062
しかも雨上がりで足元が滑ってホラッ!危ない。


068
一般道(旧東海道)に戻ると歩道無し。

069
こうやって車がよけてくれる。怖いよぉ。

074

森の中を歩くのが良いね。
077
恐ろしい。急坂が多くて、昇るのがきつくなってきた。

079

石畳も滑るし、歩きづらいし、脚を痛めたし、辛い。
082


085

さて、畑宿に着いた。休憩だ。

086
お昼御飯は小田原駅で買っておいた小鰺の押し寿司。

酢飯が旨い。汗だくの時はこれにお茶が一番。

087

さて、顔を左に傾けてみて下さいね。

箱根旧街道に入って現在地は、まだ半分より手前。

この先に激しいカーブが続くでしょう。

「七曲がり」という地獄が待っている。
088
地獄のカーブはどうやって昇るか。

実は、車は大きなカーブが七つ。

人はそれを横切るように激しく急な階段が続きます。

089


「東海道名所日記」にはけわしきこと、

道中一番の難所なり、おとこ、かくぞよみける。

「橿の木の さかをこゆれば くるしくて

どんぐりほどの 涙こぼる」と書かれています。

090

ああ、涙こぼれる・・・
091
登り切ったところが、見晴らし茶屋。

一番先にうっすら見えるのが小田原の街。

随分来たぜぇ。ああ、がんばった。

092
歩いて昇るのは辛い。他に歩いている人は無し。

時折チャリダーが、昇ってゆく。

お互いに無言のエールを送る。

093
何が腹立たしいって、まだ登りなのに途中、

下り坂があること。ってことはその分また昇るんでしょう。

097
これは石畳とは言わない。岩山登りという。

098
無料休憩所を発見。助かった。休ませてぇ。

101
誰も居ないことを良いことに、

靴下を脱いで横になります。疲れでうつらうつら・・・

102

ハッと目覚めると雲助さんに「おひけえなすって」と。


| | コメント (0)

ありがとう

ふつう、商売をしてお金が動けばお金を頂く方が「ありがとうございます」という。

お米を買っても、車の修理をして貰って代金を払っても。

でも、うちらの商売は逆で、お金を払ってくれた人が「ありがとうございました」と言ってくれる。

こういう商売は滅多にない。

考えてみれば「先生」と呼ばれる特殊な業種だけだ。

怖いのは、先生と呼ばれて「天狗」になること。

「先生」と呼ばれるのに値する「技術」があり「人間性」があって、尊敬の対象になっているか顧みる必要が常にある。

本当は

「数ある治療院の中から当院を選んできてくれてありがとうございます」

「プログラムに従って、ちゃんと来院して下さってありがとうございます」

「思うように仕事が出来るように協力して下さってありがとうございます」

「『楽になった!』と、目の前で喜んでくれて僕も嬉しくなります。ありがとうございます」

「『何処に行っても良くならなくて治らないと思って諦めていたのが、ここにきて治ったのよ』とクチコミして下さってありがとうございます」

なんです。

いつも心の中で言っています。

| | コメント (1)

刺激量

刺激量は人それぞれ。

ソフトが良い人もいるし、ハードが良い人もいて。

その人の必要量がピタッと合えば、一発で効いちゃう。

お薬でもそうです。

でも、多すぎればかえって悪化させる。

まあ、鍼灸の場合は、一時的に怠くなったり重くなったり

揉み返し的になるけれど、1日で抜けますが。

だだ、その辺りのところ、ちゃんと説明しておかないとクレームになっちゃう。

弱すぎれば、全然効かないし。

そしてその人の希望する量が、正解とも限らない。

案外自分のことって分かっていないもの。

だから、一人一人お話を伺って、身体を触って、

それでこちらがプロとして判断する。

安全なのは一寸少なめで、数多く。

でも患者さんが望むのは、数少なく。

つまり、何回も通わないで一発で治して!

となるとその人、その人で異なる刺激量の見極めが大事。

どのツボをとるか、どう組み合わせるか、

どの鍼を使うか(細いの、太いの、長いの、短いの・・・)

どの位の深さまで入れるか、どの位時間をかけるか、

お灸も基本的に熱い方が効くんだけれども

どの位の熱さにするか・・・

実は毎日毎日、悩むわけです。

こちらからホームページにジャンプできます。http://moka-harikyu.life.coocan.jp/

| | コメント (0)

« 2017年6月 | トップページ | 2017年8月 »