東洋的一日

昨日は東洋思想の勉強会で東京へ。

そして、午後は志誌ジャパニストの対談取材。

高齢者は沢山薬を飲んでいる。あまりに多すぎて薬害も。それを防ぐ為に「内科で何を貰い」「循環器科で何を貰い」「整形外科で何を貰い」「皮膚科で何を貰い」と判るようにお薬手帳もあるけれど、それでも結局、薬は対症療法で慢性疾患は治らないし、どんどん薬が積み上げられて、肝臓・腎臓にも負担がかかり、原因不明の痒み(実は薬害による肝障害から)に悩まされている・・・

何故なのか?

①医師に権威がある。「先生様が言うことに間違いない。」だから、自分で考えない。疑うこともない。言われるまま。

②保険が使える。保険は「安価で全国民が最低限の医療が受けられるよう」作られたシステム。だから安い。でも、効果は薄い。でも、「国も認めた治療だもの」と受け入れる。

そして、薬が安いのは国が負担しているから。(日本の製薬会社は大変儲かっている。)外国に住んでいる友人が外国で病気になった。その治療の為日本に戻ってくると言う。何故かというと、外国はとても高いから。アメリカで盲腸の手術は100万円以上だという。

③基本的に薬は急性疾患には効くが、慢性疾患には効かない。これは医療界の常識だが、対症療法として病院は処方するし、病気の原因は食事や姿勢や身体の使い方や運動不足やストレスなど生活習慣なのだが、そこには目を向けない。自己改善は面倒だし、薬は飲めば済むのだから楽をとる。

④安全に守られている現代日本。温室日本だから、病気が減らない。空気まで人工化されている(エアコン・暖房・エアクリーナー)。だから免疫力も低下、自然治癒力が低下し、治る力が低下している。だから余計薬も効かないのでは。

未開の地の人は、あまり病気にならない。パプアニューギニアの現地民(いわゆる未開地の土人)は病気の人が殆どいなくて、肥満もいない。食事は芋が主でタンパク質は殆どとらない。葉っぱを生食している。そこに調査に入ったイギリス人が一滴の薬を出すと、薬が初めてだからか現地民は直ぐに治ったという。面白いのは、その家族も(薬を服用していないのに)皆治ったという。自己暗示的集団催眠状態なのか。

明治11年に会津奥地に入ったイザベラ・バードも、喘息で苦しむ子供に薬を一滴投与しただけで治ってしまった。しかしそれが噂になり、翌朝は村中の人が押しかけてきて困ったと書いている。(衛生状態の悪さと栄養失調で皮膚病と眼疾患が非常に多かったと報告している)

ここから考えられるには、食事は大きい。栄養不足は病気を生む。西洋医学的には「これが足りないからこれを摂れ」というプラスの栄養学。

そして面白いデーターがある。大阪の大学の助教授の話。体育の先生なので自分の身体を使って食事がどう影響するか実験をした。

1,1年間タンパク質を主に摂り、炭水化物は殆ど摂らない。筋トレしてボディビルダーのようなマッチョマンに。瞬発力はあるが、とても疲れやすい。

2,次の年は1年間、玄米菜食に。身体が痩せて締まり、疲れにくくなった。

3,次の年は、生食。火を通さないものだけ(生野菜、生玄米、生果物)で頑張る。身体はガリガリに、体重は2年前の半分以下に。それでも持久力が強く、フル・マラソンの成績はこの3年間でなんとトップ。

このデーターをどう捉えるか。

病気の時、「栄養つけなきゃ治らないよ」と食べさせた方が良いのだろうか。このように疑ってみる。自分で身をもって実験してみる。そういうことが病気を治す。病気にならない身体と心を作る。そんな気がします。

こんな話をしました。

次回号に詳しく載ると思います。楽しみにして下さい。

そして僕は取材のあとは、知らない町を相変わらずスマホは無し、番地だけを頼りに電柱や表札の住所表示を見て銭湯巡り。おかしいなぁ。このあたりなんだけどなぁ・・・もしかしてこの空き地は?この新しいマンションは?廃業している・・・都内に銭湯は550軒あまり。でも10日に1軒ペースで廃業しているという。それを防ぐには、微力ながらも行かなきゃね。銭湯2軒ハシゴしまして、見かけた鮨屋で一杯。カウンターに座って箸袋を見たら明治元年創業だって。若い店主が5代目。僕はいぶし銀の4代目さんに握ってもらいました。僕はこの道50年とかって言う職人さんが大好きなんだ。

その後は落語。今日は林家正蔵。正蔵の会はいつも普段高座に上がらないマイナーなザケのない話をじっくり聞かせる。これを重ねて行くことで彼は深みが出た。熟成されている感があります。盲人を演じるにもその仕草で、生まれついてなのか中途失明なのかを演じ分ける。深いなぁ。僕の母は生まれつきで父は中途失明なのでよく判る。「影清」渋い題目だなぁ。浄瑠璃や歌舞伎を知らないと話に深入りできない。そういうのが判るようになった自分が嬉しい。日本の伝統芸や骨董、日本画、伝統食・・・日本の素晴らしモノを勉強していますから!実に楽しませてもらいました。

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勉強会

先日、スタッフ達に治療院リサーチに行かせました。僕も2ヶ月に一度ほど、都内の治療院を巡る。他所のやり方を見てくると言うのは良い勉強になります。そして、良いところは吸収し、悪いところは反面教師として学習する。

案外、自分のことは自分では見えないように、自分の院の良いところ・悪い所って気づきにくい。他所を見ることで、自院を見直すことが出来る。特にスタッフは自分が自院がスタンダードなので良さも悪さも客観的に知ることが出来ない。他所を見て自院のレベルの高さ、自分の仕事の対する誇りを知ることが出来ると思うのです。

それにケアしてもらえば身体も楽になるしね。

そこでの対応、治療技術、説明、もてなし、体験した感想などをレポートして、報告してもらいます。そこで良いところは取り入れ、悪いところは気をつけるように勉強会を開きます。

今回は骨盤矯正と美容鍼を中心にリサーチしてきてもらいました。

やはり、「理論的に?」「技術的に?」と言うところが多いようで、且つ「説明がない」「説明が専門用語が多くて一般の方には理解できない」と言う院が多いのが現状。

美容鍼に至っては「痛かった」「ただ刺すだけで、その後の整体やマッサージなどはなかった」「ケアの仕方とかの説明もない」。

骨盤矯正に至っては「バキバキされて恐怖」「ただ押している(面圧といいます)だけで、効いている感じが判らない」「1㎜の矯正ですから。と言われたが、ビフォアー・アフターの変化を感じることが出来なかった」。

そして、会計でプリペイド・カードを薦めるところが多いとのこと。プリペイドを使えば安くなるというシステムだが、しかしプリペイドはずっと通院を続けないともったいないことになる。つまり、院としては患者の囲い込みが出来るわけだが、逆に言えば「ここでは完治することはあり得ない」という事になる。

当院みたいに「5回のプログラムを組んで完治させます。頑張ってそこまで来てもらって、社会復帰、そして治療は卒業です!」という目指すべき所がない、彼らのシステムは負のスパイラスではないか。

こういう勉強会を持つことも、当院の進化に繋がります。

こちらからホームページにジャンプできます。http://moka-harikyu.life.coocan.jp/

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東京へ1日目

朝6時半に家を出て東京の勉強会会場へ。
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こんなに暑いのでは、本当は東京に行きたくないのだけれど・・・

東洋思想の勉強に来ました。
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治療に結びつくと言うよりも、もっと根本的且つ総括的に人の生き方、育て方、宇宙の摂理を教わっている感じです。
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お昼は鮨屋でチラシでも。


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場所が恵比寿だし、午後は勉強会無いし、この暑さだし・・・ということで、生を一杯。

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山種美術館は一、二番好きな美術館。
日本画専門の美術館です。恵比寿から広尾に向かう通りにあります。

「魂を磨くには美しいモノを見ることです」と教わりました。普遍的に変わらない美は長い時を経ても誰もが美しいと思うモノ。それが本物だと思います。さあ、地下の展示場で魂を磨いてきます。

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今回の展示会は「水を描く」素晴らしい作品の数々。

日本画が一番好きだなぁ。心も身体も涼みました。
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次に向かったのは、塙保己一記念館。

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クラシック且つモダンな建物。どうりで登録有形文化財。

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彼は盲学者として検校(盲人グループのトップ、盲人の中で一芸に秀でた人の位)になった人。世の本を聞きかじり、脳に焼き付け、分類して、1文字残らず記憶を版木に残した人。

その250年も前の版木が全部ここに現存し、何千枚とある版木がひとつも失われていない!と言うまさに奇跡的な場所。空襲にも耐えた。震災にも耐えた。凄いなぁ。

古いことを調べるのに、今もこの版木に墨を摺って活用されているという。凄いじゃないか。まるで国立図書館ですよ。

そんな立派な人に会う為に、ヘレンケラーもここに来たんだと。
こういう偉人伝、歴史的建造物、時代背景などを学ぶことも人生のお勉強です。

寺山修司は「書を捨てよ。町に出よ」と言った。本を読むばかりでなく、町を歩いて実際に触れてみる。

これがリベラル・アーツというのかしらん。

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隣は氷川神社。立ち寄ってお詣り。蝉時雨が凄い。

木陰でそれを聞くと夏を感じるなぁ。

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今夜の宿は築地。和の雰囲気のホテルに泊まります。

夜は19:20集合。それまで、ホテルでシャワーを浴びて寛いで。

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夜は勉強会仲間と神宮外苑でビヤガーデンを楽しむ会。

「森のビヤガーデン」神宮外苑の森の中でビールを楽しみましょう。

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凄い暑いのに凄く込んでいる。

その上、メニューがジンギスカン・BBQでテーブルで火を使う!

熱い・・・暑い・・・熱い東京の夜です。

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お、花火が上がった!神宮球場で野球やっているからね。

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ヤクルトが勝ったのかな。このサプライズは暑さを忘れます。

暑さを満喫しています!(やせ我慢)

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陰陽論

宇宙はビックバンから始まったとされていますけれども、始まりはこの宇宙の物質全てが詰まって超過密・超高温状態のひとつの点が、ビックバンによって現在拡散している状態ですよね。

始まりは1。そこからふたつに。そしてそれがまたふたつにと増えてゆく。

細胞分裂も同じ。命も初めはひとつの細胞から。卵子に精子が合体した受精卵は身体を作る全ての元がぎっしりと詰まった状態。

ひとつの状態では(つまり卵子のみでは、精子のみでは)対比するモノが無いので、変化することもない。

ブランコで言ったら止まっている状態。

揺れると前に進む分、等しく後ろに下がる。つまりプラスの分、マイナスがある。前に沢山言った分、後ろにも沢山行かなくてはならない。これ、陰陽ですね。

陰はネガティブで嫌な感情を持つ人が多いと思いますけれど、陽ばかりの世界はありえません。陰あっての陽。陽が強く欲しければ、強い陰が必要なんです。だからずっと健康というのもあり得なくて、時には病気が必要で、まあ病気というのは悪いイメージですが「休め!」という指令ですね。身体を休ませることが必要なわけです。

人は欲がありますから、ガツガツ得ることに夢中になるとそれこそ「寝食を忘れて」となります。「こんなに面白いんじゃやめられない」とか「こんなにも儲かるなら休んでいる暇がない」とか。そして身体を壊す。いっぱい働いたら、いっぱい休むべきなのでしょう。

でも、休んでられないよ!そんな時どうしたらいいか。治療することですね。ケアすることですね。プロスポーツ選手はトレーナーがいてハードに使った後はケアしますでしょ。だから翌日も試合で頑張れる。

頑張る=陽、休む=陰、そのバランスが崩れたときに病気になる。

ケアも陰ですね。陰は大事なんです。沢山陰を溜めた人は、大きな陽を手に入れられるでしょう。いい成績を掴みたい人は、沢山ケアをすることですよ。

光と影。実は宇宙空間では闇が殆ど。ダークマターですよ。宇宙空間で目で見える物質はなんと5%足らずらしいです。光の可視光線のみならず、X線、赤外線などの電磁波でもっても見ることのできない物質が大半を占めているんですって。宇宙は陰で出来ているんだなぁ。

最近思うのは闇(陰)が普通で(本当で)あって、光(陽)は彩りというか、エッセンスというか、闇を気づかせるモノなのではないだろうか。そして深谷の陰から水が湧き出るように、女陰から命が生まれるように、闇(陰)から色々なモノが産み出される、つまり命を生むのは陰。

と言う事はそこに神がいるのではないだろうか。闇の中だから、絶対に見ることは出来ない。神はいないわけではなく、見ることの出来ないもの。だから神道では森の奥深き暗い部分(隈)に神がいると考えた。老子の説く道も同じだ。

陰が大切なんですねぇ。

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勉強会

昨日の東京での経営勉強会で学んだことを、まとめて分かり易くスタッフ達に落とし込む勉強会を開きます。セミナーに出て「ああ、為になる話だったなぁ」ではそれで終わってしまう。それをまとめて誰かに「こんな勉強をしたぞ。こういうことが大切だぞ。」と説明出来る、それから逆にスタッフから質問されてもちゃんと答えられるように勉強しなければなりません。そこまでやって「ただ聞いた」だけではなく「自分のモノにした」と言えると思います。

その為に昨夜から資料をまとめました。

下記はそのレジュメ

*仕事とは・・・毎日の繰り返し業務の中から、何かちょっとでも世の人のためになることを自分から見つけて提供し、新しい価値を生み出して行くことが仕事。

例えば

・・・「より早く」「より楽に」「より手軽に」を目指す商品開発。
・・・本物を、伝統的なモノを提供。
・・・カラダについての知識を与える。
何処が悪いのか、どうしてそうなっているのか、どうしたら良くなるのかの説明。ストレッチやトレーニングの説明。

・・・より喜んで貰えるサービス。
笑顔を提供する。痒いところに手が届く、先回りして読む。

・・・患者さんが笑顔になった。喜んで貰えた。
             ↓
                  人のためになった!

ポイントは「何をしたら喜んで貰えるか?」と常に考えて行動すること。

人が喜ぶのが好き。好きなことが仕事である。
喜んで貰うのが楽しい。楽しんで仕事をしている。
スポーツは勝てて初めて、楽しい。面白い。もっと勝ちたい。その為には練習しかない。
プラス夏の合宿と鬼コーチ。100回繰り返す。

学習とは「学び」まねぶ=真似をする。自分のモノになるまで真似る。
    「習う」羽根が白い小鳥が飛べるまで何度も繰り返す。
目をつぶっても出来るくらい、同じ事を繰り返す。練る。
考えなくてもスラスラ言える、手が勝手に動く。そのレベルがプロ。

玄人と素人の違い。

3,企業人として・・・自社に利益をもたらす
2,社会人として・・・誰かのために働く、世の中を少しでも良くする
1,人間として・・・規範・道徳(仁義礼知信)・国の歴史・その国独自の文化

今は家庭で1の教育がなされていない。学校でもなされていない。だから、1がないまま社会人になる。地域教育としての2もないまま(例えば昔は村内皆で田植えや茅葺き工事など、共同作業があり、祭りなど共同行事があった。そして、上から下へと教える者、怒るオジサン、優しいおばさんなどがいた)、1が出来てなければ、2は出来ないから、会社が初めて1,2を教育しなければならない。1、2無くして、いきなり3をやらされれば、無理にでも、悪いことをしてでも利益追求になってしまう。ブラック企業や不祥事をする会社はそうだ。

こんな事を90分の勉強会の時間を作って、技術だけではなく、心と精神と志を作って行くのです。

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プロ道

プロのことを玄人という。玄人とは玄(くらい)所が見える人。

他の人には見えないが、その人には見える。

桜守は花が咲かない原因が根っこに見える。

釣りの達人は(他の人には見えない)魚群が見える。

接骨の達人はレントゲン無しに触って折れているかどうかがわかる。

鍼の達人は深さがここまで達したときに、狙った筋肉なり神経なりに達したとわかる。

名人は触るとツボのところですーっと指が止まる。

目を閉じて(見なくても)触るだけでわかる。

鍼灸師である盲人の父はそう。その域までいきたいと思う。

そんな思いを師の田口佳史先生に話したら、「座頭市の見せ場は何処か。闇夜での戦闘シーンですよ。」確かに。闇夜では水を得た魚のようにむちゃくちゃ強い。

「後ろから敵が迫っていると気配を読むと言うことは、気配りが出来ることです」とおっしゃる。

先の先を読む。些細な変化に気が付く。視覚が無い分、聴覚など他の感覚が研ぎ澄まされている。第六感が鋭い。それが出来る人が座頭市のようになれるのだ。

修行だな。

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益子昌平塾

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昨日は益子昌平塾の総会&発表会でした。

未来を夢見、自分を振り返り、夢の実現へどう行動するか、その行動指標を立てての発表会です。

今期は4期生の発表でした。僕は1期生で4年前は何を語ったのかなぁと振り返りました。

多分、「東洋思想で生きて行く」「日本人の誇りを持って和の生活を推奨する」「自分にしかできない東洋医学を極めて行く」「好きなことをやって、人生を楽しんで、若者に憧れられる格好いい大人になる」そんなことを発表したような・・・

あれから月2回東京で東洋思想を学んでいます。和食中心で飲み物は基本緑茶、時に珈琲(それまでは逆だった)和服を着た方が歓ばれるだろうと思う席には着物を着て行き、ホテルは和室の部屋を取り、日本の歴史を学ぶ。歌舞伎、盆栽、古美術、骨董、落語や講談や浪曲など日本の話芸に精通する。神社仏閣を巡る。こういうことが楽しい。

東洋医学は4年前よりももっと広く深く世界を広げたと思います。行動指標は「好きか嫌いか」「面白いか、面白くないか」つまり、好きである・面白いと感じるのであればそれは他人から見れば無茶だったり苦行であっても、本人にとっては楽しみでしかない。イヤなことは続かない。例えば運動不足とわかっていても、運動が嫌いならばジョギングもジム通いも続かない。でも「これ面白そう!」と思えば日本橋まで100㎞歩くことも苦じゃない(歩いてみたら大変でした。でも達成感と自信がその後の僕の力となりました)。

昨日ね、皆さん将来、健康でいるために「運動をする」「ジョギングする」「フルマラソン完走する」「痩せる」とか言っていた人が多かったけど、今運動していない人は、走っていない人は絶対出来ない。100%実行しない。今やっていないことを将来に始めるのは難しい。

好きで今やっていることなら続く。もっとやる。もっと極めて行くけるだろう。僕はこの仕事が好きでしょうがない。東洋思想が面白くてしょうがない。だから人生が面白い。そうやって生きていたらストレスなんか無いから、いつも挑戦者の気分でいられる。これでいいんだよなぁ・・・って思いました。

やりたいことをやって生きなきゃ。他人に歓んで貰える人生じゃなきゃな。自分は何をやりたい?他人に何がしてあげられる?自分しかできないことって何だ?自分に出来る地域貢献って何だ?

そんなことを考えさせられた一日でした。

そして、他人の振り見て我がふり直せ。「身勝手になるな」「謙虚を忘れるな」「礼を尽くせ」と反省する一日でもありました。

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浅く広く、深く狭く

色々多岐にわたる身体のお悩みの患者さんが見えます。

こういうのは東洋医学でどうだろう。鍼灸でどうだろう。効くツボがあるんじゃないか。

例えば眼科なら目の問題の方しか来ないと思うんです。

歯科なら歯の問題の方だけ、肛門科なら肛門の問題の方だけ。

鍼灸というと腰痛・肩こりなんかが一番多いですけれど、世に出回っているツボの本には、花粉症のツボ、便秘のツボ、生理痛のツボ、動悸のツボ、血圧を下げるツボ、冷え症のツボ・・・と言ったように色々載ってますものね。

だから昨日書いた書痙の方もそうですが、癌の方、パーキンソン病やクローン病など難病の方も相談にいらっしゃいますし、不妊症、インポテンツ、逆子治療、自律神経失調症、鬱病、統合失調症、不眠症、喘息、目まい、耳鳴り・・・いろんな相談があります。

「脚が痛くって・・・」と来院されて診たら、痛風と判断してと紹介状を書いたり、「ぶつけたわけでもないのに脛が赤く腫れていたい・・・」と来院されて診たら、蜂か織炎と判断して皮膚科に紹介状を出したり(細菌感染なので鍼灸の出番じゃないです)・・・

だから、いろんな知識を広く持つことが必要です。

鍼に関しては専門なので深く深く掘り進んで来ましたが、それ以外の病理学や医学知識、西洋医学についても浅く広く知っておかねばなりません。

だから大変ですが、だからこそ面白いとも言えます。

知ることは喜びでありますが、専門書は難しくて一般の人には解りづらい。

それをかみ砕いて判りやすく説明することを心がけています。

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陰陽

東洋医学の基本は陰陽五行論。

特に陰陽は判りやすくて面白い。

お灸の好きな女性患者さんと話をしていて気が付いた。

「女性の方がお灸が好きな方多いですね~」

「男性の方が灸の熱さが我慢でいない方が多いような」

そうなんです。

陰=女・・・灸を好み

陽=男・・・鍼を好む

陰は陰を呼び、陽は陽を呼ぶ。

そして陰は陽に転化し、陽は陰に転化する。

灸は中国北西部で産まれ、彼の地は北辰信仰。

つまり北極星を中心とする遊牧民男性的な乾燥と寒さの中での厳しい環境における儒学的民族。

鍼は中国南東部で産まれ、彼の地は太陽信仰。

つまり、天照大神的農耕民女性的な温暖湿潤的気候の中での豊穣の老子的民族。

ね。

男性的な環境から灸が産まれ、現在女性が好み、女性的な環境から鍼が産まれ、現在女性が好む。

こんな事を考えているのが、実は楽しい。

明日は東京へ中国古典思想の勉強。

行き帰りの電車で儒学の本を読み、授業は老子講義です。

ふたつを学んでこそ陰陽が判る。

陰陽が合わさって宇宙が産まれたのだから、この世の中のこと、身体のこと、心のことを知ろうとするならば、陰も陽も必要なんですね。

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東京へ研修

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土曜日、午前の診療が終わりました。

さあ、東京へ行きましょう。
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この人形は、大切な人の形見。
いつもここにいる。
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両国は江島杉山神社。
鍼の大家、杉山和一検校を奉る神社。
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鍼師が神様になっちゃった。

鍼の神様なんだよ。ご利益も「鍼灸按学術上達」!!

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となりに記念館。

この2階に鍼灸診療所があり、本日はここで研修。

本治療法を患者になって実際に受ける。

これは古典的東洋鍼灸術。

今はやる人が少ないけれど、知らないより知っていた方が使う使わないは別にしても、引き出しが増える。

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神社のモニュメント、点字が付いて解説してある。

凄い。

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研修のあとは銭湯。あれ、ここ本日休業。

じゃ、違うところを捜すか。ガイドマップの住所を頼りに歩く。

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狭い路地があると入りたくなる性格。

近道のつもりが、行き止まりで遠回りになったりして。

それが面白いんだ。

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銭湯に行こうか、老舗居酒屋に入ろうか(森下はその聖地)、寄席にいって落語を聞こうか。神社仏閣も鍼灸院にしても、なんかおじいちゃんが多いところばかり歩いているな。

道草食って迷っていたらもう夜だよ。

銭湯は諦めようか。おお、あの煙突は?!やっと見つけたぞ。

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隅田川にかかる橋が綺麗にイルミネーション。
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こっちは新大橋。ドラマや映画でよく出るね。

綺麗だけれど、駅からも街からも遠くて誰も歩いていない。

なにしろ寒いもの。
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街が一番煌めく季節。何とも胸が温かくなるね。

身体が温かくなる店に入ろうかな。

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